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結婚式や旅行など、着物でおでかけしたい日は特別です。しかし雨が降ってしまったら、着物が濡れたり汚れたりするのではないかと心配になります。雨の日に着物がレンタルできるのか、また万が一汚してしまった場合や、悪天候の日の注意点などを紹介します。
着物レンタルを予約している日に雨が降っても、着物を借りることはできます。ただし、台風や大雪など極端な悪天候の予報が出ている場合には、レンタルできないこともあります。
その場合には、着物レンタルをしているショップに直接確認してみましょう。
雨の日は洋服であっても行動が制限されるものです。着物を着ても同様に、雨の日ならではの着物柄や和傘などを楽しみましょう。また街中の散策より、できるだけ濡れずに過ごせるスポットを用意しておくことも大切です。
急な雨などで着物が濡れたり、汚れたりしても、クリーニング代はかからないケースの方が多いです。ただし、この対応はすべてのお店で共通というわけではなく、お店ごとに規定が設けられているのが実情。後で思わぬトラブルにならないためにも、着物をレンタルする契約を結ぶ前に、お店のスタッフの方へ「もし雨で濡れたり汚れたりした場合、クリーニング代は発生しますか?」と一言確認をしておくことが大切です。
大きな汚れが付いてしまうとクリーニング代がかかる可能性が高くなります。雨の日はできるだけ濡れないよう交通手段を考え、汚さないよう足元に気を付けましょう。自家用車やタクシーを使い、歩く際には歩幅を小さくするなど、対策をしておくと汚しにくくなります。
着物に使われる絹や縮緬などは、雨に濡れると生地が縮むことがあります。また濡れたまま放置するとシミになる可能性があるため、すぐに対応が必要です。
まずは傘や雨コートなどを利用して、できるだけ着物が濡れない工夫をしましょう。
もし濡れてしまった場合には、吸湿性の高いハンカチや手ぬぐいなどですぐに拭き取ります。生地の表面をこすると生地を傷めてしまうので、生地の裏面にハンカチなどを当ててから、表側から生地をポンポンとやさしく叩き、水分を吸い込ませるようにすると良いでしょう。
一般的に着物のレンタルは前もって行いますが、その日の天候までは不明です。晴れになれば問題ありませんが、雨の場合も考慮してスケジュールを立てておくと良いでしょう。
雨の場合には、着物レンタル店や着付けをした場所から、できるだけ屋外移動がないよう、行き先や場所を選択します。その際の移動手段や移動距離も考え、時間的な余裕をみておくことも大切です。
雨の日に気になるのは、泥はねによる裾の汚れです。裾汚れを防ぐには、歩幅を小さくして内股で歩くのが基本。階段など段差がある場所では裾を持ち上げ、水たまりを避けて安全な足元を確認しながら歩きましょう。
また座るときにも地面が濡れていると裾が汚れてしまうため、座る場所に注意してください。地面が濡れている場所で椅子に腰かける場合には、裾を少し持ち上げて座ると、地面に裾が付かずに座れます。
慣れていないと着物での歩き方や所作は難しいので、着付けの際に裾を短めにして着付けてもらうのもおすすめです。
着物用の雨コートや雨草履なども一緒にレンタルすると良いでしょう。
着物に和傘はフォトジェニックなため、雨でなくても撮影で使用されることの多いアイテムです。和傘は一般的な傘と比べてもしっかりとした構造で、昔ながらの製法で38〜54本もの骨組みで作られているのが特徴。着物を着ていても雨から守ってくれます。
和傘もレンタルしている着物レンタル店もあるので、もし当日に雨が降ったら一緒に借りてみましょう。
着物用のレインコートのことを雨コートといいます。ワンピースタイプと上下で分かれているセパレートタイプがあるため、天候の状態や着脱のしやすさなどで選択しましょう。
雨コートは着物が濡れるのを防ぐだけでなく、泥はねによる着物の裾汚れも防いでくれます。
雨草履とは、つま先から甲の部分にカバーが付いており、雨に濡れないように工夫されている草履のことです。このカバーは取り外しができません。
通常の草履を履きたい場合には、草履全体を覆うようにカバーを被せる草履カバーもあります。また雨に強い撥水加工などが施されている草履を選ぶのも良い方法でしょう。
草履は革製のものも多く、底から水を吸ってしまって革が傷む原因になります。足元の雨対策も忘れずにしておきましょう。
適切に雨具を使っても、雨の日にはどうしても濡れてしまうことがあります。もし着物が濡れてしまった場合には、すぐに水分を拭き取った方が良いので、大判ハンカチや手ぬぐいがあると便利です。
雨の降り方や風の強さによっては、大判のものを持っていても足りない場合があるため、多めに用意しておくと良いでしょう。
着物で雨に濡れると想像している以上に体温を奪われます。そのため、着物の下に防寒用インナーを着ておいたり、耐水性のある羽織物などを用意しておいたりすると良いでしょう。
着物の下に厚手のインナーを着ても、着物の着付けには影響ありません。
また羽織物は、傘だけでは防ぎきれない雨から着物を守ってくれます。