絶対かわいくなれる京都の着物レンタル名店GUIDE
京都の着物レンタル店のおすすめ4選を紹介 » 初めての着物!知っておきたい知識・コラム » 草履を履いていると痛い!対処法は?【着物レンタル】

公開日: |更新日:

草履を履いていると痛い!対処法は?【着物レンタル】

着物と一緒にレンタルした草履で痛くなってしまったときの対処法や、自分に合う草履の選び方などについて紹介します。

草履を履いていると痛くなる原因は?対策もご紹介

指と指の間が痛い場合

草履を履くと、親指と人差指の間が痛くなることがあります。原因は、草履を履くときに足の指を草履の奥まで押し込みすぎているからです。

草履と似た形状の靴にビーチサンダルがあります。多くの方がビーチサンダルと同じイメージで草履を履いていると思いますが、サンダル感覚で草履に足を押し込みすぎると前坪(足の親指と中指の間)が指の間に食い込んで痛みの原因になるのです。

この痛みは、草履を足の指で引っ掛けるように履くことで解決できます。前坪が指の間に当たらないように親指と人差指で前坪を挟み、指の付け根と前坪の間に少し隙間ができるように履くと、長時間履いていても痛くなりません。

花緒の両端の付け根が痛い場合

花緒の両端の付け根が痛くなる理由の多くは、新品のままの形で鼻緒を穿いているからです。新品のままの状態だと足幅より草履の台の幅の方が狭く、その隙間に無理やり足をねじ込むことで擦れて痛くなってしまうのです。

痛みを軽減するためには、草履の鼻緒をほぐしてから履くとよいでしょう。 花緒の付け根を外側に割るように思い切って開き、開いた花緒の上に足を乗せるように履きます。鼻緒を開いてから履くことで、足と鼻緒の側面が擦れることがなくなります。

着物と一緒にレンタルした時の対策は?

レンタルした草履の対処の仕方は、基本的に購入した草履と同じになります。まず鼻緒を開き、上から乗るように履きましょう。草履に対して足が奥に行くほど前坪(足の親指と中指の間)が食い込んで痛いので、奥まで履きすぎずに指で挟むようにして履きます。

サイズが合わない草履だとかかとが多めにでる場合もありますが、2センチ程度であれば草履としては問題ない範囲です。もしかかとが出すぎているようなら、お店の方に言って交換してもらうようにしましょう。

自分に合う草履の選び方

甲の高さに合ったものを選ぶ

草履は台からかかとが出る履物であるため、靴と比べて台のサイズが履き心地を左右するわけではありません。その代わり、甲の高さを合わせると履いた時の快適度が上がります。足の甲が高いと、鼻緒がきつく感じる場合があります。自分の足の甲の高さに合った草履を選ぶとよいでしょう。

また、草履の中には花緒の調節ができる草履とできない草履があります。裏面を見ると分かるため、どちらのタイプかあらかじめチェックしておきましょう。

台の形から選ぶ

草履の台には、大きく分けて「小判型」と「舟型(細型)」の2種類があります。舟型の草履は細身で、足元をスッキリ見せてくれます。小判型は足を乗せる面積が広く、安定感があります。どちらを選ぶかは好みですが、近年では安定する小判型を選ぶ方も増えてきました。

また、草履は台の形が左右で同じです。そのため、履く度に左右を入れ替えると形に偏りません。左右バランス良く履くことができます。

絶対かわいくなれる京都の着物レンタル名店GUIDE