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ここでは、春の季節に似合う着物を紹介していきます。
だんだんと温かくなってきた、はじまりの季節。着物を着てウキウキと出かけたくなる陽気に。春らしい明るい色合いでコーディネイトすれば、一目置かれること間違いなしです!
寒い時期には、コートを羽織っていましたが、暑くも寒くもないちょうどよい季節の春には、着物と帯だけの「帯付き」というスタイルを楽しめます。昔は、コートや羽織なしで出かけることはマナー違反と言われていましたが、今はオフィシャルな場面以外の気軽なお出かけであれば大丈夫。コートを脱いで、春気分たっぷりの着物や帯の柄をアピールできる絶好の季節なのです。
着物も洋服と同じように季節で仕立てや素材を変えます。5月はじめごろまでは、まだ肌寒いこともあるので、裏地のついた仕立ての「袷(あわせ)」。5月をすぎたら、裏地のついていない「単衣(ひとえ)」の着物を選ぶのが一般的。素材は、縮緬(ちりめん)や綸子(りんす)といったサラリと着こなせる軽さのあるものを選ぶといっそう春らしいです。
帯は、袷用か夏帯のどちらか、もしくはカジュアルな着こなしなら1年中使える、幅が狭くて使いやすい半幅帯(はんはばおび)でもOKです。
まだちょっと肌寒い日には、コート代わりに春色ストールをプラスするのがおすすめ。大判で軽めの素材のものが良いでしょう。着物や帯の柄を邪魔しない無地の明るいカラーを選ぶのがコツです。
花咲くシーズンですから、着物にも桃や桜、菖蒲、藤、椿、牡丹といった春の花柄を取り入れた華やかコーディネイトがやはりおすすめ。着物では、春には春の花を先取りして、決して後取りしないこと。桜が散った後は、桜柄は着るのはセンスを問われるので注意しましょうね。着物をピンクや黄緑などの淡い単色で、帯に花柄をチョイスするというのも粋な着こなしです。
清水寺
絶対行きたい定番スポット
桜が咲く季節の清水寺はまさに王道。参道には色々なお店があり、着物を着つつ食べ歩き(汚さないように注意して・笑)しちゃいましょ。
住所京都市東山区清水一丁目294
平野神社
露店も風情がある
京都有数のお花見スポット平野神社。とくにライトアップされた夜に、お花見茶屋(露店)で一杯…なんてインスタ映えすること確実。
住所京都府京都市北区平野宮本町1
円山公園
しだれ桜は一見の価値あり
まるやま公園と読みます。同じ漢字の公園が札幌にもあります。八坂神社に近く、2代目で、現在樹齢約90年を迎える「祇園しだれ桜」が有名。
住所京都市東山区円山町
京都府立植物園
濃いピンクの桜がキュート♥
濃いめピンクの桜がかわいい!植物園なので、春はほかにもお花が満開で、色んなパターンの写真が撮れそう!
住所京都府京都市左京区下鴨半木町